GUIDE / パドルの選び方

ピックルボールパドルおすすめ30選!失敗しない・不利にならない選び方【2026年6月最新】

岸田佳祐岸田 佳祐 都内でピックル会を案内 2026年5月31日

ピックルボールのパドル(ラケット)は種類が多く、初心者ほどどれを選べばいいか迷いやすいものです。

合わないパドルを選ぶと「重くて手首が疲れる」「ボールが飛ばない」と感じてしまうこともあります。

この記事では、失敗せず・不利にならないパドルの選び方を6つの軸で整理し、コントロール・バランス・パワーのタイプ別におすすめ30選(各10モデル)を比較表で紹介します。

都内でピックル会を案内し、いろいろなパドルを参加者に貸し出してきた立場からまとめました。

パドル選びで最初に知っておきたいこと

具体的な選び方の前に、前提として知っておくと得をする2点を整理します。

パドルは「重さ・素材・形状」でほぼ決まる

パドルはモデルごとに細かな違いがありますが、打ち心地を大きく左右するのは重さ・面の素材・形状の3つです。

この3つを押さえておけば、無数にあるモデルから自分に合う系統を絞り込めます。

逆に、細かいスペックだけを見比べても、初心者のうちは違いを体感しづらいのが正直なところです。

いきなり高いものを買う必要はない

結論として、最初の1本に高価なモデルを選ぶ必要はありません。

上達してプレースタイルが固まると、欲しいパドルの条件も変わってくるからです。

まずは扱いやすい中量級から始め、続けると決めてから買い替える流れがおすすめです。

迷ったらこの1本

RUSH(DIADEM)|約11,000円

バランス型/厚さ16mm/重さ約224g/標準的な形状

初心者に一番すすめやすいのが、バランス型のRUSHです。後半の比較表のなかでも手が届きやすい価格帯で、厚さ16mm・標準的な形状のため当てやすく、攻守どちらにも対応できます。プレースタイルが固まる前の最初の1本として無難で、長く使ってもムダになりにくい選び方です。

※もっと費用を抑えたいなら数千円台のエントリーモデルやセット品もありますが、続けるつもりならこのクラスが結局おトクです。価格は変動するため、購入前にAmazonなどで最新をご確認ください。

ピックルボールパドルおすすめの選び方|6つのポイント

数あるパドルから自分に合う1本を選ぶには、次の6点を確認すると外しにくくなります。まずは早見表で全体像をつかみ、各項目をくわしく見ていきます。

選ぶ軸初心者のおすすめひとことポイント
重さ中量級 約220〜240g軽い=操作性/重い=パワー
コアの厚さ16mm前後厚い=コントロール/薄い=パワー
面の素材カーボン系・複合素材カーボン=スピン/グラス=やさしい打感
形状標準型スイートスポットが広くミスに強い
グリップ手に合う太さ・長さ迷ったら細め+グリップ巻きで調整
価格1万円前後(まず試すなら数千円台でも可)続けると決めてからの買い替えもあり

① 重さ|初心者は中量級が扱いやすい

重さは、操作性とパワーのバランスを決める最も重要な要素です。

目安として、軽量級は約215g以下、中量級は約220〜240g、重量級は250g前後に分かれます。

軽いパドルは操作しやすい反面パワーが出にくく、重いパドルはパワーが出る反面手首に負担がかかります。

そのため、初心者はバランスの取れた中量級から始めると失敗しにくくなります。

② コアの厚さ|まずは16mmが無難

パドル内部のコア(芯材)の厚さも、打感を左右します。

厚いコア(16mm前後)はコントロールと衝撃吸収にすぐれ、薄いコア(13mm前後)はパワーが出やすい傾向です。

初心者はコントロールしやすい16mm前後の標準的なモデルから始めると、ミスが減って続けやすくなります。

③ 面の素材|カーボンか複合素材が無難

ボールが当たる面の素材で、打感とスピンのかかりやすさが変わります。

初心者は、コントロールしやすいカーボン系か複合素材を選んでおくと無難です。

④ 形状|標準型はスイートスポットが広い

形状は、リーチ(届く範囲)と扱いやすさのどちらを取るかで選びます。

標準型はスイートスポットが広く、ミスヒットが少ないため初心者向きです。

縦長のエロンゲート型はリーチとパワーが出る一方、芯を外しやすく中上級者向けといえます。

⑤ グリップ|長さと太さを手に合わせる

グリップは、長さと太さが手に合うかどうかで握りやすさが変わります。

両手バックハンドを使いたいなら、約13cm以上のロングハンドルが握りやすくなります。

太さが合わないときは、オーバーグリップを巻いて微調整できることも覚えておくと便利です。

⑥ 価格|続けるか決まる前は無理をしない

価格は、続けられるか分からない段階では抑えるのが賢明です。

まず試したいだけなら数千円台、続けると決めたら1万円台のカーボン面モデルが目安になります。

価格帯ごとの違いは、次の章でくわしく整理します。

目的別に見るおすすめパドルの選び方

ここまでが共通の選び方です。ここからは目的別に、どんな1本を選べばよいかを整理します。

タイプ重さ面の素材価格目安
初心者・1本目中量級カーボン/複合〜1万円台
コスパ重視中量級複合エントリー〜ミドル
上達・長く続けたい中〜中量級カーボン1万円台後半〜
子ども・家族軽量複合エントリー

初心者・はじめての1本

未経験なら、中量級・16mmコア・標準型のモデルを選ぶと安心です。

スイートスポットが広く、ラリーが続きやすいので上達を実感しやすいためです。

面はカーボン系か複合素材にしておくと、長く使っても扱いやすさが続きます。

コスパ重視で選びたい人

費用を抑えたいなら、エントリー〜ミドルクラスの複合素材モデルが向いています。

ボールやケースがついたセット品なら、初期費用をさらに抑えられるためです。

まず手頃なモデルで慣れてから、必要に応じて上位モデルへ買い替える流れが無駄になりません。

上達・長く続けたい人

続けると決めているなら、最初から1万円台後半以上のカーボン面モデルを選ぶ手もあります。

コントロールとスピン性能が高く、上達してからも長く使えるためです。

プレースタイルが固まってきたら、重さや形状を自分好みに寄せて2本目を選ぶとよいでしょう。

子ども・家族で使う人

家族で使うなら、軽量で扱いやすいモデルや、複数本のセット品が便利です。

子どもや力の弱い人でも振りやすく、家族全員で共有しやすいためです。

まずは気軽に遊べる1本から始め、ハマったら個人用を買い足す形がおすすめです。

ピックルボールパドルおすすめ30選|タイプ別の比較表(各10モデル)

パドルは性能の振り方で、大きく「コントロール/バランス/パワー」の3タイプに分けられます。ここでは各タイプ10モデルずつ、計30モデルを公開スペックをもとに比較表にまとめました。

初心者は、扱いやすいバランス型かコントロール型から選ぶと失敗しにくく、強打で攻めたい中級者はパワー型が候補になります。各モデルの「向いている人」は、厚さ・重さ・形状から見たおおまかな傾向です。

価格・スペックは2026年5月時点の公開情報をもとにした目安です。為替・販売店・時期によって変わるため、購入前に各販売店や公式サイトで最新情報を確認してください。

海外ブランドが中心のため、入手性や保証は販売店によって異なります。大会出場を考える場合は公認パドルかどうかもあわせて確認しましょう。

各モデル名はAmazonの検索結果ページへのリンクです(取り扱い・在庫は時期により異なります)。

バランス重視型|迷ったらまずこのタイプ

攻守どちらにも対応しやすく、プレースタイルが固まる前の最初の1本に向いています。

モデル(ブランド)厚さ重さ価格目安向いている人
RUSH(DIADEM)16mm約224g約11,000円基準になる1本がほしい
WARRIOR BLUCORE STANDARD 16(DIADEM)16mm約227g約39,600円コース調整も攻撃も使いたい
SLK OMEGA Hybrid Air-Max(Selkirk)16mm約218〜230g約18,500円まずラリーを安定させたい
AMPED Pro Air-Epic(Selkirk)16mm約221〜233g約30,900円安定を保ちつつ攻めも足したい
Anna Bright Scorpeus CFS 14mm(JOOLA)14mm約221g約29,700円展開を少し速くしたい
Ben Johns Perseus Pro IV 16mm(JOOLA)16mm約230g約45,760円強めのショットも混ぜたい
Tempest TKO-C(Paddletek)14.3mm約221〜233g約23,100円速い反応で打ち返したい
Tempest Wave Pro-C(Paddletek)14.3mm約221〜233g約23,100円オールコートで柔軟に対応したい
Pursuit V2.0(Engage)15.2mm約227g約28,200円ラリーの安定を最優先したい
PROFOAM(Engage)14mm約227g約36,000円決めにいく場面を増やしたい

コントロール重視型|ラリーを安定させたい人に

強打で押し切るより、狙った場所へ正確に返してミスを減らしたい人向けです。厚め・幅広のモデルほど当てやすくなります。

モデル(ブランド)厚さ重さ価格目安向いている人
EDGE 18K(DIADEM)16mm約227g約33,000円狙ったコースへ運びたい
WARRIOR BLUCORE MAX19(DIADEM)19mm約241g約41,800円強打にも粘って返したい
VANGUARD Control-Epic(Selkirk)16mm約207〜215g約30,900円軽快に狙いを付けたい
LUXX Control Air InfiniGrit-Epic(Selkirk)19mm約224〜235g約43,200円受け止めて安定して返したい
Radius CGS 16mm(JOOLA)16mm約215g約22,000円コントロール型の最初の1本に
Collin Johns Scorpeus Pro IV 16mm(JOOLA)16mm約230g約45,760円当てやすさ+押し負けにくさがほしい
Phoenix Genesis Pro(Paddletek)14.3mm約221〜232g約13,900円テンポを使い分けたい
Bantam TS-5 Pro(Paddletek)14.3mm約204〜227g約15,400円ネット際の速い攻防で主導権を握りたい
Encore Pro V2.0 15.2mm(Engage)15.2mm約227g約15,700円安定感とテンポを両立したい
ALPHA 16mm(Engage)16mm約227g約31,300円振り抜きの軌道で配球したい

パワー重視型|強打で攻めたい中級者に

反発と振り抜きを活かして速い・重い打球を出しやすいタイプです。薄め・細長いほど球速が出る反面、芯を外したときはシビアになります。

モデル(ブランド)厚さ重さ価格目安向いている人
ICON ∞ PRO(DIADEM)13.7mm約231g約25,300円シャープな振り抜きで決定力を上げたい
EDGE BLUCORE PRO14(DIADEM)14mm約227g約41,800円スピードと強打の安定を両立したい
SLK ERA Power-Elongated(Selkirk)16mm約224〜238g約30,900円重い球で押し込みたい
VANGUARD Power Air-Invikta(Selkirk)13mm約218〜230g約38,600円速い打球で相手の反応を削りたい
Magnus 3S Dual 14mm(JOOLA)14mm約224g約35,200円素早い振り出しでテンポよく攻めたい
Ben Johns Hyperion Pro IV 14mm(JOOLA)14mm約224g約45,760円クセの少ない安定した強打がほしい
Bantam GTO-C 12.7mm(Paddletek)12.7mm約218〜230g約38,600円攻めつつミスヒットも抑えたい
Bantam TKO-CX 12.7mm(Paddletek)12.7mm約187〜204g約38,600円軽さと手数で押したい
Pursuit Pro1 Innovation(Engage)12.7mm約227g約40,700円フルスイングの威力を最大化したい
ALPHA PRO 14mm(Engage)14mm約227g約40,700円無難なパワー系の入門に

なお初心者がパワー型から入るなら、薄すぎ・重すぎ・細長すぎを避け、14mm前後で振り抜きと安定のバランスが取れたモデルから試すと扱いやすくなります。

価格帯の目安|エントリー・ミドル・ハイエンド

パドルの価格帯ごとの違いと、向いている人を整理しました。

価格帯目安特徴・向いている人
エントリー〜6,000円ほど木製や複合素材の入門モデル。まず試したい人・家族用に。
ミドル1万〜2万円ほどカーボン面・16mmコアの扱いやすいモデルが充実。続けると決めた人の主力に。
ハイエンド2万円〜最新構造の高性能モデル。プレースタイルが固まった中上級者向け。

価格はモデルや販売店、時期によって変わります(2026年5月時点のおおよその目安です)。

購入前に、Amazonや楽天などで最新の価格とレビューを確認することをおすすめします。

代表的なピックルボールパドルのブランド

どこのメーカーを選べばよいか迷ったときの、代表的なブランドを挙げておきます。

ピックルボールは海外発祥のため、定番ブランドの多くが海外メーカーです。

同じブランドでも入門モデルから上位モデルまで幅があるので、ブランド名だけでなく前述の6軸で選ぶのが確実です。

購入前に確認したい注意点

買ってから「思っていたのと違った」を防ぐための確認点です。

大会に出るなら公認パドルかを確認

将来的に公式大会に出たい場合は、競技団体(USA Pickleball など)の公認パドルかを確認します。

仲間内で楽しむだけなら公認の有無は気にしなくて大丈夫です。

セット品は「とりあえず始める」のに便利

パドル2本にボールとケースがついたセット品は、初期費用を抑えて始めるのに向いています。

ただし1本あたりの性能は控えめなことが多いので、本格的に続けるなら単品の購入も検討します。

重さやグリップは数値で確認する

ネット購入では実際に握れないため、重さ(g)とグリップ長は商品ページの数値で確認します。

迷ったら中量級・標準的なグリップを選ぶと、大きく外すことはありません。

買う前に、まず会で打ち比べてみませんか

パドルは、実際に打ってみないと自分に合うかが分かりにくい道具です。

ピックル会では道具を無料で貸し出しているので、何本か打ち比べてから自分用を買うことができます。初心者歓迎で、動きやすい服と室内シューズだけで参加できます。

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ピックルボールパドルのおすすめに関するよくある質問(FAQ)

パドル選びでよく寄せられる質問をまとめました。

初心者は何グラムのパドルを選べばいいですか?

中量級の約220〜240gが目安です。

軽すぎるとパワーが出にくく、重すぎると手首に負担がかかるため、最初はバランスの取れた中量級が扱いやすくなります。

カーボンとグラスファイバーはどちらがいいですか?

コントロールやスピンを重視するならカーボン、柔らかい打感でやさしく扱いたいならグラスファイバーが向いています。

初心者はカーボン系か複合素材を選んでおくと、扱いやすさで失敗しにくくなります。

木製や安いパドルでも始められますか?

遊びで試す分には始められますが、木製は重くて打感が硬いため、続けるなら専用パドルがおすすめです。

まずは会のレンタルで打ち比べてから買うと、自分に合う1本を選びやすくなります。

まとめ|パドルは「6つの軸」で選んでから買う

ピックルボールパドルのおすすめは、その人のレベルや目的によって変わります。

重さ・コアの厚さ・面の素材・形状・グリップ・価格という6軸で、自分の条件を先に決めるのが近道です。

初心者なら、中量級・16mmコア・標準型・カーボン系の扱いやすいモデルから始めると失敗しにくくなります。

そして買う前に一度、会のレンタルで打ち比べてみると、より納得して自分の1本を選べます。

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